おはようございます、AtsuKanです。
10月10日にNHKにて放送された『ねほりんぱほりん・マッチングアプリにハマる人』。天下のNHKでのクソビッチ発言や『デートはホテルに至るまでの長い前戯』など、様々な名言(?)が登場したことから、放送直後から各所で話題となりました。
今回、我々マッチングアプリ大辞典ライター陣も当該番組を視聴。こーく、マッコリ、AtsuKanそれぞれの視点からそれぞれの考え方や意見などを交換する機会を設けました。
……こんなことでもないと皆好き勝手暴れるからね、しょうがないね。
え、タンタカタン? あいつは番組見てなかったようですあの野郎。
マッチングアプリと合コンについて
以下、話者の表記は、
敬称略

山里亮太(以下・山)

YOU(以下・Y)

女性ゲスト
(以下・女)
看護師
友人の勧めで

男性ゲスト
(以下・男)
広告代理店
職場の勧めで
といたします。
山「これ、合コンとかじゃダメなわけ? 出会いは」
女「でも合コンだと、別にわたしがいいと思ってもいなさそうな、集められた5人を見にわざわざ化粧をして、服を着て……すごい無意味な2時間を過ごすっていうのが」
Y「やっぱちょっと」
女「あとなんか、やっぱりこう、周りの目気にして、友達がもしかしたらいいかもと思ってる人に、アピールしちゃったかもしれないじゃないですか」
山「そうだよねえ」
女「それちょっと女子の仲に傷をつけちゃうので」
Y「遠慮してねえ」
山「しかも、だってさ、合コンはもう限られた人数、もう5人とかだけど、マッチングアプリはもう」
女「無限にメニューあるんで大丈夫、いくらでも取り寄せ可能って感じなので」
山「はー……逆にじゃあ合コンはどうだろう」
女「給食です給食。決まりきったメニューかあーしょうがねーなーこれ食べるかーが合コンです」
確かに給食は好き嫌い関係なく決められたメニューですからうまいたとえかと思います。
マッチングアプリの場合も流石に無限とまではいきませんが、極端な話全国各地、場合によっては世界各国から相手を選べるため、合コンとは比較になりません。
いってみれば、Amaz●nでしょうか。この点、お2人はどうお考えでしょうか。合コンに行ったことがあるかどうかも含め、コメントをお願いします。


後、友人からも紹介もかなり気が引けてました。だって結局は相手のお顔も気になるわけで、失礼だけどタイプじゃなかったら一気に冷めるって事が数えきれないくらいありましたし。
ちなみに私は合コンには行ったことはありません。酒を飲むときは1人酒かただ酒か、あるいは気心の知れた人間と行くのが1番という人間なもので。
コミュ障? そうだよ。
マッチングアプリの必勝法について
男「まず名前、本名を漢字でちゃんと載せてます。それが相手にとっての安心感になるので。変なニックネームじゃないっていうか」
山「今の世の中、名前入れればFacebookだったりとか、必ず本人の身元確認できるからね」
男「そうです。あと、写真を今3枚載せてて、1枚目は今まで撮った中で一番優しく写ったやつ、2枚目は横顔を見せつつ白黒にしてアーティスティックな感じに、3枚目はシュールな写真でツッコミどころを作ってあげます」
山「(寿司と真顔の写真を見ながら)寿司楽しそうにしろよみたいな感じの」
男「そうですそうです。で、プロフィールで海外ドラマやゲームが趣味ですとか書いておくことで、自分の家に呼びやすいという」
Y「私すぐ行っちゃうわー」
この点少しばかり引っかかるところがあって、『名前検索すれば身元確認できる』というのは必ずしもそうではありません。現に私の本名でエゴサしても私に関する情報は一切ありませんから(Facebookアカウントは消しました)。
それはさておき、写真に関してはやはり、マッチングアプリのプロフィール写真の鉄板とされるものをメイン写真に据えるのがよさそうです。
他のライター陣の感想は後に回すとして、女性の場合の必勝法はどうでしょうか。ちなみにですがこの女性、私の印象ではだいぶ尖った方であると感じました。
女「(マッチング後のメッセージで)もう全然可愛くないし、ぽっちゃりだから絶対期待しないでって」
Y「下げて下げて下げて下げておいて、で、なんだよー可愛いじゃんかーつって」
山「会ったときに「全然大丈夫じゃん」っていう」
女「それが欲しいです。あと、ぽっちゃりだといっておけば、なんかあったときに「触ってみなよ」って、自分から触らせる口実にもなるので、距離も近づくしいいかなって」
山「見事なり……!」
女「あと、男性の好きな服装とか事前に全部聞いて、これが好きっていわれたら全部買います」
山「絶対この子俺のこと好きじゃんって思っちゃいますよね。そんな、自分が好きな服装わざわざ買ってきたのなんて」
女「そういわれたいです」
Y「はい引っかかったー」
山「ええー」
写真に関してはナレーションで語られていましたが、『実物よりもややブサイクに加工されたもの』を使うことで、会ったときに相手に『意外と可愛い』と思わせる効果を狙っているそうです。
とはいえこれ、流石にやりすぎでは? 他の2人に意見を仰ぎましょう。


後、服装を好みに合わせる・・・これはずるいですw
私としては、実際に仲良くなるまでは自分なりの服装でいいのではと思います。もっとも、確かにその仲良くなるまでの時間を短縮するという考えから見れば、これはこれでありなのかなと。
皆さんはどっち派ですか?
マッチングアプリでの危険について
山「あったでしょ、危険なこととか」
女「そうですね、始めたばかりのときに、ドライブ行こうっていわれて。どこ行くのって聞いたんですけどなかなか答えてくれないから、これはやばいと」
Y「やばいね」
女「で、急に止められてすごい早業でサイドシート倒されて、えーってなってる間に何かが始まろうとしてて」
山「うわ、怖」
女「いやホントやめてくださいマジでっていい続けて、帰りました」
Y「車はダメだね乗っちゃ……」
最初のデートでドライブは本当に危険が伴います。
忘れがちですが、車というのは非常に簡単に密室を作りやすい空間です。マッチングアプリのみならず、様々な場面で社内でトラブルに会ったという話は出てきます。
この女性もそれ以来、1回目のデートでは絶対に車に乗らないようにしているそうです。
では、男性の場合はどうでしょうか。
男「ストーカー的な人ができてしまって、自分の家に帰ったら、自然消滅させようと思ってた子が仕事から帰るまでの5時間くらいずっとドアの前にうずくまっていて」
山「うわー……」
男「ごめんとその場では一旦帰ってもらったんですが、誕生日の日に、僕がそのとき付き合ってた彼女と家を出たら、ドアノブのところにプレゼントがかけられていて」
Y「うん」
男「5枚くらい手紙が入ってて、「もうあなたなしじゃ生きていけない」っていう内容がびっちりと書いてあり、で、彼女に「そんな人だったんだあなた」みたいな感じでいわれてしまい、お別れするっていう」
山「はー……」
ストーカー問題は男女問わず起こり得るもの。これもまた、マッチングアプリだからというわけではありません(実際、放送においてもその点は言及されています)。
それらの中には注意しておけば回避できるものもあります。先述の車の問題はそうですね。ですが、どれだけ警戒していても遭遇してしまうときは遭遇してしまうもの。
そこのところ、ライター陣はどう考えているでしょう。大辞典ライター陣がマッチングアプリを利用していて危険な目に遭遇したことがないかも合わせて、聞いてみましょう。


ちなみに私自身は、幸か不幸か危険を感じたことはありません。登録して何も入力しないままの状態でいいねが届いたりして「おいおい業者さん、雑すぎやしませんか?」と思ったことはありますが。それこそ怖いのでいいね返しはしていません。
この2人は成功したのか?
女「なんか今は、好きな人ができて」
Y「え、マッチングで?」
女「はい」
山「いいじゃない!」
女「なんか、昔は精神安定剤的な感じでマッチングアプリを使ってて、本物の恋なんてしようなんて1つも思ってなかったんですけど、出会ってしまいまして」
山「あらー」
女「デートとか重ねてくうちに、いいなって思うようになってきたっていう感じですね」
山「向こうもだって、絶対好きだしいい感じになるじゃない」
女「いやいや全然まだ全然。なんせ、全部知ってて、今まですごい数遊んでて、それを話してしまったことに後悔してて」
山「そっかー……」
女「いやもう、今までクソビッチだったから」
山「言い方!」
男「1週間くらい前に、職場の女の子から好きですって実はいわれまして」
Y「うん」
男「一緒に結構大きなプロジェクトを進行していて、結構難しい局面を乗り切ってきた関係で、その過程でだんだん、あれ、もしかして自分、好きなんじゃないかと」
Y「おお!」
男「マッチングアプリ以外で人のことそういう風に思ったことなくて、自分の気持がまだよく分かってなくて……」
山「まだ答え出してないと」
男「はい」
Y「それはでも、恋愛です。だから付き合ったらいいと思う」
お二方は結局、それぞれ道のりは違えどマッチングアプリでの目的を果たされています(男性の方は結果的に現実での出会いになりましたが)。


何にせよ、マッチングアプリを始めて、恋を見つけたからやめるというのは最良の道のりであることに違いはありません。
今回ご紹介したもの以外にも色々な情報が番組内では展開されていましたので、興味がありましたらご視聴されてはいかがでしょうか。2019年10月22日まで、『ねほりんぱほりん/マッチングアプリにハマる人』は、NHKオンデマンドで配信中です。

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